今日も、朝のお散歩を終えて、お茶を飲みながら、「しんぶん赤旗」電子版をパソコンで文字を大きくして読んでおります。
悲しいことに「しんぶん赤旗」が、存亡の危機だそうです。「チームあかね」に徹底調査してもらいました。

ここで、少しワタクシと赤旗の関係や考えをお話させてください。
赤旗との出会い、若き日の記憶
ワタクシが赤旗と出会ったのは、まだ世の中が今よりずっとギラギラしていた頃のことです。
戦後の復興を肌で感じながら生きて、「なぜ世の中は、こんなにも不公平なのだろう」という疑問が、本のページをめくるたびに大きくなっていきました。
昔は、世の中の不条理に疑問をもって勉強を始めると、共産党にたどり着いた人が多かったと思います。
本を読むのがワタクシの生き方ですから、疑問があれば本屋へ、図書館へ。
そうして辿り着いた先に、赤旗があったのです。
知り合った共産党員さんに誘われて、赤旗の配達を手伝ったこともありました。
明け方の空気の中、自転車を走らせながら一軒一軒に新聞を届ける。
ほんの数百円の「配達援助金」でしたが頂けました。
それが家計の足しになったのも正直なところです。
でも、お金よりも大切なものをもらいました。
共産党の地区委員会事務所に出入りするうちに、世の中の見方が少しずつ、まるでぼやけていた眼鏡の度数が合ってくるように、くっきりしてきたのです。
入党しなかった理由・疑問が晴れないとダメなタイプ
さて、何度も入党のお誘いをいただきました。何かの弾みで共産党員になっていたかもしれません。
いろいろとプライベートな細かいお話は、あるんですが、入党しなかったのは、結局はこうなんです。
ワタクシ、ちょっと頑固なんです。疑問が晴れないまま進めないタイプで。
赤旗の配達までしているのに、疑問だらけでヒヨッコだったんです。
今では、「れいわ新選組にも頑張ってほしい」「山本太郎さんに総理大臣になってほしいし」「共産党も大きくなってほしい」
「憲法を守り、戦争に反対し、国民の暮らしを守る勢力が一つにまとまってほしい」
そういう気持ちがどうしても拭えなくて、今に至っております。
100年の歴史と組織力では共産党が一番です。
だからこそ、共産党が、そういう勢力の要(かなめ)になって大きくなってほしいと、94才のワタクシは願ってやみません。
赤旗よ、あなたの輝かしい歴史を知っていますか
ここで少し、赤旗の歴史をおさらいさせてください。
赤旗が生まれたのは1928年(昭和3年)2月1日のこと。
ワタクシが生まれる3年前のことです。
当時の日本は治安維持法という鉄の檻の中にあり、共産党そのものが非合法組織でした。
それでも先人たちは「反戦平和」「主権在民」の旗を掲げ、特高警察の弾圧をくぐり抜けながら、地下で新聞を作り続けた。
想像してみてください。
捕まれば投獄、命がけの仕事です。
創刊から戦前の発行停止まで、たった187号しか出せなかった。
でもその一号一号に、血と汗がにじんでいるのです。
戦後、合法化されてからは一気に花開きました。
単なる党の機関紙という枠組みを超え、「真実を求める国民共同の新聞」としての役割を明確にするという戦略的な意図をもって再開されました。
1960年代以降、日曜版という親しみやすい形でお料理や趣味の記事まで載せて、幅広い読者を獲得。
ピーク時には日刊紙と日曜版合わせて約355万部という、まるで富士山の頂上のような数字を誇りました。
「赤旗は共産党の機関紙で、新聞ではない」という声にワタクシはこう答えたい
ワタクシは、「チームあかね」が提供してくれる日本国内主要新聞や世界中のメディアの要約情報を見ていますが、「しんぶん赤旗」が一番の愛読紙です。
世の中には「赤旗は政党の機関紙であって、中立な新聞ではない」とおっしゃる方もおいでです。
ワタクシに言わせれば、大手商業新聞マスコミの方が、広告主や権力、自民党にすり寄って「中立な新聞ではない」と言いたいです。
あかねさんは、最近、赤旗色が強くなったのでいやだというご意見も頂戴しております。
それは、はっきり申し上げます。偏見でございます。
食べたらおいしいのに、嫌われる食べ物ってな~~んだ?
「ゴーヤ」や「セロリ」、「ピーマン」みたいなものですね。
赤旗ってそんな感じ、共産党自体がそんな感じですね。
「しんぶん赤旗」は、確かに、政党の機関紙です。
でも、中身を紐解いてみれば、そこには一般の商業新聞が踏み込めない「真実の牙」が隠されているのです。
赤旗が新聞以上に新聞である理由
ワタクシが感じた「赤旗が新聞以上に新聞である理由」を、3つの視点でお話しします。
1. 広告という「鎖」に繋がれていない自由
普通の新聞は、大きな企業からの広告収入が経営に占める割合が大きいそうです。
ですから、スポンサーに不都合な事実は、どうしても書きにくい。
それはまるで、「飼い主の顔色を伺って吠え方を加減する番犬」のようです。
一方の赤旗は、広告に頼らず読者の購読料だけで運営されています。
商業メディアが「タブー」と感じることを、赤旗は実名で告発できる。
2. 「桜を見る会」が証明した、圧倒的な調査能力
ワタクシが赤旗を誇らしく思う一番の理由は、その調査報道の骨っぽさです。
安倍政権の「桜を見る会」問題、日本学術会議の任命拒否問題、自民党の裏金問題、
これらはすべて赤旗が端緒を開いたスクープです。
ある省庁の幹部が「赤旗を毎朝熟読して即応体制を整えていた」と語ったというエピソードがあります。
権力者が最も恐れる新聞、それが赤旗なのです。
全国に広がる政党のネットワークを駆使した「草の根の調査力」は、机の上だけで記事を書くのとはわけが違います。
「土の匂いのするジャーナリズム」とでも言いましょうか。
政党の機関紙という枠を超え、日本の民主主義を揺るがす真実を暴いた功績は、どの商業紙も否定できないはずです。
3. 歴史の荒波に耐えた「不屈の遺伝子」
戦前、多くの新聞が軍部の提灯持ちとなり、国民を戦争へと煽った時代がありました。
先日、お話いたしました憲法集会でのお話、戦意高揚のプロパガンダに染まっていくラジオがそうでした、落語がそうでした、映画が、歌が、詩がそうでした。
その中で、非合法とされながらも「命がけ」で反戦を訴え続けたのが、赤旗新聞のルーツです。
「どんな吹雪の中でも、決して折れない一本の松」のようなその精神は、権力が暴走しがちな現代において、ますます重要になっているとワタクシは思うのです。
以上が、「真実を求める国民共同の新聞」たるゆえんです。
中立というごまかし・政党助成金を受け取らない清々しさ
「中立」という言葉は心地よい響きですが、時にそれは「何もしないこと」の言い訳にもなります。
大手マスコミは、中立のつもりで両論併記で済ませるところがあります。
新聞も、テレビもニュース番組では、高市内閣を持ち上げ、最後に少しだけ共産党などの反対意見をちょろっと出して中立ぶっています。
れいわ新選組などは、まったくマスコミに登場しませんよね。
と、いうよりも「れいわ潰し」をしています。
なにが「中立」でしょうか、笑わせます。
それに比べれば、「赤旗が新聞以上に新聞」であると言えます。
ワタクシは、共産党のすべての主張に賛成しているわけではございません。
でも、権力を監視し、タブーを恐れずに事実を突きつける「赤旗」という存在が消えてしまうことは、
日本の言論というオーケストラから、最も力強い低音パートが失われてしまうことと同じだと思うのです。
また、政党助成金を「憲法違反」として一切受け取らないで、
赤旗の事業収入を主体に党の運営をしている姿勢には、ほれぼれします。
共産党、カッコいいです
だからこそ、ワタクシは「チームあかね」と共に、この大切な媒体が現代に即した形で生き残ってほしいと、心から願っています。
数字が語る、静かなる赤旗の危機
しかし今、その赤旗が瀬戸際に立っています。
「チームあかね」が丹念に調べてくれました。
日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の歴史と社会的・政治的役割、現在の経営構造からの再建提案(チームあかね編)

このデータでは、まるで山から転げ落ちる石のように、部数が減り続けているのです。
| 時代 | 発行部数 |
|---|---|
| 1980年代(全盛期) | 約355万部 |
| 2025年現在 | 約80万部 |
355万部が80万部へ。 約4分の1以下です。
特に日刊紙は約15万部まで落ち込み、年間十数億円の赤字を出しているとされます。
赤旗の部数減や経費増による発行危機打開のため、2025年初頭から10億円を目標に寄付を呼びかけていました。
2026年4月18日に目標達成が発表されました。
募金で10億円を集める組織力はすごいですが、この金額でも焼け石に水ですね。
日曜版の約62万部がかろうじて全体を支えていますが、それでも2024年には6億円超の単年度赤字を計上しました。
そして、ワタクシが驚いたのは、日本共産党の収入の実に81.3%が赤旗の購読料など機関紙事業から来ているという事実です。
赤旗が沈めば、共産党という船そのものが沈む。それほど切っても切れない関係なのです。
共産党員さんたちの疲弊・見えない重荷
ここで声を大にして言いたいことがあります。
赤旗の配達・集金・読者拡大を担ってきたのは、全国の党員さんたちです。
ワタクシも少しだけ配達を手伝いましたから、その大変さはわかります。
早朝の配達、集金活動、「赤旗拡大月間」と称した定期的な購読者獲得活動。
これが、機関紙を中心にした党活動ということで皆さんがんばるのです。
でも、ワタクシが接してきた共産党の地方議員さんの機関紙活動の負荷は尋常ではなかったと思います。
ワタクシの知っている日本共産党の方々は、皆様まじめで、社会をよくしようと活動をされていて、ご親切で、いい方々ばかりでした。
でも、その担い手が高齢化しているのです。
かつて日本の津々浦々に張り巡らされていた配達ネットワークが、今は維持できなくなりつつあるそうです。
日本共産党は「しんぶん赤旗」の拡大月間(購読促進キャンペーン)を定期的に実施していますが、かつての勢いがありません。
部数を頑張って増やしても、自分たちで配達集金を担うのです。
「革命的気概」で頑張るのですが、ワタクシの心配では、みなさん疲弊しているところがあると感じます。
共産党の中央委員会の幹部の方々は、優秀方々ですが、赤旗の党活動欄などを読んでいると、とてもできそうもないことを目標にして、構成員を疲弊させると感じます。
赤旗に対する愛情があるからこそ、ワタクシははっきり申し上げたいことがございます。
チームあかねからの提案──IT社長の息子と94才の独り言
実は、ワタクシの息子がIT系企業の社長をしております。
「あかねの独り言制作実行委員会(チームあかね)」のメンバーでもあります。
彼に言わせると、現状の赤旗経営は、それは経営者の目線で見れば、無謀な経営と言わざるを得ないと。
その息子と話し合い、チームあかねとして共産党・赤旗への提案をまとめました。
① 紙の赤旗よ、潔く幕を引け
紙の新聞の発行と配達体制は、推測ですが、すでに限界と判断します。
思い切って紙媒体の赤旗を廃刊にする、これが最初の大きな決断です。
② 電子版を旗艦に育てよ
日刊紙の電子版(月額3,497円)と日曜版の電子版(月額990円)はすでに存在します。
これを組み合わせると約4,500円。
これをセットで購読した場合は、1,980円程度に大幅値下げする。
数字で考えてみましょう。
現在の80万部が仮に2倍の160万部になれば、単純計算でも収益構造は劇的に変わります。
値下げで一人あたりの単価が下がっても、読者数が増えれば全体のパイは大きくなる。
薄利多売の発想への転換です。
経営者である息子の話では、それだけの顧客があれば、いろいろなものが、アップセルできると申します。
共産党の場合は、読者対象に書籍やグッズ販売、記者とのネット上の交流会、戦争遺跡を巡るツアー、有料のネット講座や講演会チケット販売など、
社会進歩の活動と利益を生み出す経済活動を結び付け、共産党の知的資産と人材資産からの収益構造を構築するのです。
お金に換える方法はいくらでもあるし、教育コンテンツの大量普及で強固な結びつきが生まれると、息子は申します。
ワタクシもそう思います。
地方議員さんが、役場の幹部に赤旗をすすめているのが問題になっています。
義理で購読すのではなく、お金を出してでも購読したいという人と結びつき育ちあう活動が必要かと思います。
集金配達活動から解放された党員の力をこういった活動に振り向ける方が現代的だと考えます。
③ 紙が必要な方には、プリントサービスを
「でも紙でないと読めない」という方もいらっしゃいますね。
そういう方のために、地区委員会でプリンターによる印刷サービスを提供するか、
大型プリンターの各家庭への普及を援助する党活動という手もあります。
プリンターの販売でもキャッシュポイントがあります。
④ SNSとバイラルマーケティングで赤旗拡大
高齢化した党員による地道な「赤旗拡大活動」には限界があります。
この辺も息子の言っていることですが、現代の武器はSNSです。
各支部・議員のSNS発信の強化、インフルエンサーの育成、
高齢の党員さんの貴重な体験談の動画化、これはワタクシが実践しているようなものですね。
できることはたくさんあります。
息子の話では、アフィリエイトの仕組みを取り入れたらどうかとも話し合いました。
アフィリエイトとは、インフルエンサーに販売促進活動をしてもらい、その人の紹介で成約にいたれば、報酬として例えば1000円程度差し上げるという手法です。
しかし、これも調べてもらうと、政治資金規正法や景品法など、いろいろ難しそうです。
報酬欲しさに誇大広告する人もあるでしょうし、それをもって誹謗中傷の種にされそうな危惧もあると予想して、やめた方がいいねと話し合いました。
こんな感じで、いろいろと「チームあかね」で議論しました。
赤旗の調査報道の質は本物です。
あとはそれをいかに多くの人に届けるか、という流通革命の問題なのです。
共産党活動の柱・機関紙活動の「結びつき」をデジタルで進化させる時
共産党の皆さまは、「配達や集金を通じて読者と結びつくこと」を活動の柱として大切にされています。
現在も頑張って集金配達活動をされている共産党員の方々には、敬服いたします。
その温かな交流の価値は、ワタクシもよく知っております。
しかし、現実はどうでしょう。
党員の皆さまも高齢化し、早朝の配達や一軒一軒の集金は、もはや「すり減った靴底で険しい峠を越え続ける」ような過酷な状況です。
「紙を配らなければ絆が切れてしまう」もしそうお考えなら、それは少し悲しいこと。
これからは、「電子版という新しい広場」で読者と繋がる方法を追求すべきではないでしょうか。
画面越しに響く「生の声」はいかがでしょうか。
電子版を通じて、議員さんや記者の皆さんが、読者と直接語り合うオンライン座談会。
指先で繋がる連帯はいかがでしょうか、記事の感想を瞬時に共有し、双方向で励まし合える赤旗読者コミュニティをつくるのです。
物理的な「紙」を運ぶ労力から解放された分、その情熱を「対話」や「SNSでの拡散」に注ぐ。
これこそが、現代における「真の結びつき」だとワタクシは思うのです。
ネット媒体だけでなく、先ほど申し上げた、戦争遺跡を巡るツアーのようなリアルな催し物もたくさん企画して頂ければ楽しいかと思います。
民主主義の灯を消さないために
ワタクシは94年生きてきて、言論が封じられた時代の恐ろしさを骨身で知っています。
1928年、地下に潜って命がけで新聞を作った先人たちの覚悟は、今の赤旗に流れる血液のようなものです。
その血を絶やさないためにこそ、形を変える勇気が必要なのだとワタクシは思います。
「資本と権力から真に独立したメディア」これは日本の民主主義にとって、空気や水と同じくらい大切なものです。
それが衰退することは、一政党の問題ではなく、私たち国民全員の問題なのです。
赤旗の歴史は、まるで一本の大樹のようです。
戦前の嵐に何度も幹を折られながら、それでも根を張り続けてきた。
今また嵐が来ています。
でも今度の嵐は「デジタル化」という名の嵐。
幹の形を変えても、根さえ生きていれば、樹は続きます。
共産党員でもないワタクシですが、日本の民主主義の発展にとって「しんぶん赤旗」は、
どうしても、なくてはならないものだと考えておりますので、あえて偉そうなことを申し上げてしまいました。
差し出がましいことを申しまして、誠に申し訳ございません。
日々、奮闘されている共産党の皆さまには、謹んでお詫び申し上げます。
最後に、この機会に、「しんぶん赤旗」いかがですか、こちらから申し込みできます。

最後の一句
雨の朝 赤旗抱えし 君は尊し
配達の苦労を知っているからこそ思います。この尊さが赤旗の今を乗り越える力になればと思います。
おそまつさまでした。
