この「あかねの独り言」では、ワタクシの90年以上の人生で経験してきたこと、そして日々感じていることを、昔話でもするように語らせていただいております。
満州事変の年に生まれ、日中戦争、太平洋戦争の真っ只中で女学校時代を過ごし、戦後の焼け野原から必死に這い上がってきたワタクシの目に、今の日本はどう映るのか。
独り言でございますので、どうぞお茶でも飲みながら、耳だけでゆったりと聞き流していただければ幸いです。
さて、ワタクシの日課でございますが、毎朝パソコンを開いて「しんぶん赤旗」の電子版を読むことから一日が始まります。
今週、2026年7月14日から19日までの紙面を読み返しておりましたら、胸の奥底からマグマのように湧き上がる怒りと、
そして同時に、温かい涙がこぼれるような深い感動の波が押し寄せてまいりました。
今週の紙面から見えてきた大きな流れを、まずは簡単にお話しさせていただきますね。
国会を吹き抜けた荒い風と、街角に咲いた希望の火
今週はなんと言っても、特別国会の会期末という大きな節目でございました。
7月18日付の1面「与党 国会私物化で会期延長 副首都成立狙い 25日まで」や、
同じく18日付の2面「悪法いっせいに成立」の記事にありましたように、
自民党と日本維新の会による、まるで暴走列車のような強行採決の嵐が吹き荒れた一週間でございました。
国民の暮らしをそっちのけにして、権力者の都合だけで法律が次々と作られていく恐ろしい現実が突きつけられました。
しかし、その一方で、7月16日付の政治総合面「憲法守れ 各地で市民アクション」や、
7月17日付の3面「9条署名 草の根から 街頭署名 変化あり」といった記事からは、
絶望の淵に立たされたような暗闇の中で、オレンジ色に温かく輝く希望の光のような、
市民や若者たちの力強い運動が全国で燃え広がっている様子が伝わってまいりました。
そして、7月19日付の1面「歴史の岐路 希望の明日を切り開く生き方を 日本共産党創立104周年記念講演会 田村委員長が入党訴え」をはじめ、
7月15日から連日掲載された各界の方々からのメッセージ記事を通して、
こんなにも激動の時代にあって、一世紀以上もブレずに平和と民主主義を掲げ続ける日本共産党への熱い期待が、ワタクシの心に深く響いたのでございます。
本日は、この一週間の紙面からワタクシが特に気になった三つの大きなテーマについて、
ワタクシなりの思いを交えながら、じっくりとお話しさせていただきたいと思います。
突き進む「悪法」の連鎖と、壊れゆく憲法の精神
第一のテーマは、国会最終盤の動きで与党が成立させた悪法と、これまでの国会の異常な流れについてでございます。
7月18日付の3面「暴走政権 行き詰まり 国会延長」という解説記事を読みますと、
この半年の国会の動きがどれほど異常であったかがよくわかります。
まるで質の悪い演劇を見せられているかのようです。
今年の1月28日、通常国会の初日に高市首相は突然の自己都合解散に踏み切りました。
圧倒的な議席を得た後は、3月13日にたった12日間の審議で来年度予算案の採決を強行し、
5月27日には国民を監視するような国家情報会議設置法を成立させました。
そして、6月24日には、自民党と維新の会が、自分たちに都合の良い衆院比例定数削減法案と、
大阪市を廃止するような副首都法案を提出いたしました。
定数削減法案は市民や野党の強い抗議で7月8日に今国会での成立断念に追い込まれましたが、
7月15日には副首都法案が衆院を通過し、ついには7月17日、本来の会期末であったこの日に、
副首都法案を成立させるためだけに国会の会期を25日まで延長するという、国会の私物化をやってのけたのです。
同じく7月18日付の2面「悪法いっせいに成立」の記事には、この17日に強行された恐ろしい法律の内容が書かれています。
国旗損壊処罰法
一つ目は「国旗損壊処罰法」です。
これについては、7月16日付の2面「国旗損壊処罰法案 憲法学者『違憲』と批判」にもありましたように、表現の自由や内心の自由を奪うものです。
「人に著しく不快、嫌悪の情を催させる」なんていう、人の心の中の曖昧な基準で刑罰を下すだなんて、
戦前の治安維持法を思い出し、背筋が凍るような冷たい恐怖を感じました。
改定皇室典範
二つ目は「改定皇室典範」です。
7月16日付の1面「憲法の精神・条項に反する 参院特別委 皇室典範改定案 小池氏が撤回要求」の記事で追及されていたように、
男系男子に異常なまでに固執し、はるか昔に皇籍を離れた旧宮家の方を養子にしてまで女性天皇の道を閉ざそうとするものです。
女性というだけでその地位につけないなどと、今の時代に真っ向から逆行する、ひどい女性差別の助長でございます。
改定再審法
三つ目は「改定再審法」です。
これも7月18日付の2面で解説されていましたが、冤罪で苦しむ人々を救うための証拠開示や、
検察官の抗告禁止という一番大切な願いに背を向けた、救済に逆行する法律です。
私たちの生活そっちのけ
スーパーのレジで白菜や大根の値段を見て、1円、2円を切り詰めてため息をついている私たちの生活の裏側で、
軍事費には370兆円という、もう何個ゼロがつくのかしらと目が回りそうな額の投資計画が進められています。
それなのに、こんな国民の自由を縛るような法律ばかりが、鉛色の分厚い雲に覆われたような国会で、
次々と数の力で通されていく。ワタクシは怒りを通り越して、深い悲しみを感じておりました。
夜空に揺れるペンライト。憲法と平和を愛でる無数の手
しかし、皆様。絶望ばかりではございませんでした。
これが第二のテーマ、平和と憲法を守る全国の運動の広がりでございます。
政治の暴走という真っ暗な夜道に迷い込んだかと思ったワタクシの目に飛び込んできたのは、
漆黒の闇夜に輝く一筋の希望の光でした。それは、街角で揺れる温かいオレンジ色のペンライトの光だったのです。
7月17日付の3面「9条署名 草の根から 街頭署名 変化あり」という記事を読んで、
ワタクシは思わず声を上げて涙ぐんでしまいました。
千葉県の新浦安駅前で、シャボン玉を飛ばしながら憲法9条の応援ソングを歌う方々の姿。
そこへ「デモカレンダーを見た」と言って、30代のお母様や50代の女性が次々と駆けつけてくるのです。
さらには、通りがかりの高校生7、8人が一緒に「憲法守れ!」と声を上げ、
10代の青年が自らマイクを握って憲法9条を朗読したというではございませんか。
また、7月16日付の政治総合面「憲法守れ 各地で市民アクション」の記事では、
新潟駅前で100人以上の市民がペンライトフェスティバルを開き、
島根の松江駅前でもギターの演奏や絵本の朗読を交えて「武器より生活」とコールを響かせている様子が紹介されていました。
よく「今の若者は政治に無関心だ」なんて言われますが、それは大嘘でございました。
彼らは、ちゃんと見て、感じて、そして自分たちの未来を奪われまいと行動を起こしているのです。
まるで冷たいアスファルトの隙間から、力強く芽を吹き出し、鮮やかな緑色の葉を広げる若草のように、逞しく、そして美しい姿でございます。
暗い気持ちに沈んでいたワタクシにとって、これは本当に思いがけない、胸が熱くなるような希望の結末でございました。
日本共産党創立104年
そして第三のテーマが、日本共産党創立104年の各界の発言と、今後の展望についてでございます。
7月15日から連日、赤旗の1面には各界の方々からの熱いメッセージが掲載されておりました。
7月15日付1面の「作家 朴慶南さん」は、排外主義やヘイトスピーチの先にある戦争への恐怖を語り、
人間の尊厳を守り続けてきた共産党への期待を寄せておられました。
「千葉大学名誉教授 栗田禎子さん」は、共産党が戦前からの弾圧に抗して戦ったという「集合記憶」を持ち、
他党にはない優れた歴史感覚を持っていると評価されていました。
また、7月17日付1面の「市民連合みやぎ事務局長 多々良哲さん」の言葉は、ワタクシの胸に深く突き刺さりました。
多々良さんは、どんな妨害にあっても揺るがず悪政を追及する共産党を、
天空で決して揺らぐことのない「北極星」に例えられたのです。
さらに、7月18日付1面の「芸人 松元ヒロさん」は、共産主義の「共産」は分かち合うという意味だと捉え、明日への希望を分かち合いたいと語っておられました。
そして、7月19日付1面「歴史の岐路 希望の明日を切り開く生き方を」という記事では、
党創立104周年記念講演会で田村智子委員長が、いま私たちが歴史の大きな分岐点に立っていること、
そして資本主義の矛盾を乗り越えて、人間が「自由に処分できる時間」を豊かに持つ未来社会への展望を熱く語られていました。
104年という年月。
ワタクシの94年の人生よりもさらに10年長い、1世紀を超える途方もない時間でございます。
その長い長い時間の中で、ただひたすらに「戦争反対」「国民主権」という旗を降ろさず、
どんな弾圧という嵐の中でも、北極星のようにジッと輝き続けてきた政党。
スーパーのポイントカードのようにコロコロと名前や方針を変える政党が多い中で、
この不動の姿勢がどれほど尊いものか。
ワタクシの皺だらけの手を合わせて、心から敬意を表したいと思うのです。
さて、ここまでワタクシの独り言にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
しんぶん赤旗への思い
最後に、ワタクシから皆様に「しんぶん赤旗」電子版のオススメを少しだけさせてくださいませ。
ワタクシが毎週こうして気になった記事をピックアップしてお話しできるのも、
毎朝パソコンで「しんぶん赤旗」の電子版を読んでいるからでございます。
ここまで市民の目線に立ち、権力の暴走に真っ向から立ち向かって報道をしている新聞が、他にございますでしょうか。
実は今、「しんぶん赤旗」は経営の危機に瀕しているのだそうです。
真実を伝えるこの大切な新聞を存続させるために、どうか皆様にもご協力をお願いしたいのです。
電子版は本当に便利でございますよ。
実際の紙面を画面でそのまま読めますし、ワタクシのような年寄りでも、文字をググッと大きくして読めるので大助かりです。
気になった記事はPDFというデータでダウンロードして保存もできますし、印刷も簡単です。
スマホで読む方には、文字だけのテキストデータの方が読みやすいかもしれませんね。
それに、過去3ヶ月分の紙面が読めるだけでなく、検索機能を使えば過去1年分までさかのぼって記事を探せるのです。
昔は新聞をチョキチョキとハサミで切り抜いてスクラップブックに糊で貼り付けたものですが、
今は検索窓に言葉を入れるだけで何でも調べものができます。
本当に便利な時代になりました。
パソコンの読み上げ機能を使えば、ラジオのように音声で聞くこともできるんですよ。
そしてワタクシが大好きなのは、芸能やスポーツの面です。
一般の新聞や週刊誌のように、ただ勝った負けたと騒いだり、
スキャンダルやゴシップで人の不幸を売り物にしたりするような下品な記事が一切ないのです。
選手や俳優さんがどれだけ努力をしてきたか、ファンへどんな思いを抱いているか、
その人の「生き方」を温かい目線で真面目に評価する記事が多くて、心が洗われる思いがいたします。
無料お試し期間のページからお申し込みいただくと、3週間も無料でお試し読みができます。
ぜひ一度、皆様のその目で、この真っ直ぐな新聞を読んでみていただきたいと、心からお願い申し上げます。
最後の一句
それでは、本日のお別れに、この一週間で感じたワタクシの思いを一句詠ませていただきます。
【 闇夜にも 揺るがぬ星と ペンライト 】
(暴走する暗い政治の夜であっても、104年変わらぬ北極星のような信念と、若者たちが灯す希望のペンライトが道を照らしているという感動を詠みました)
本日も最後まであかねの独り言をお聞きいただき、ありがとうございました。
長生きするのも、新しい希望の光を見つけられるから、なかなか悪くないものですね。
それでは皆様、ごきげんよう。



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