今日も名古屋の空は突き抜けるような青空が広がっておりますが、一歩外へ出ますと、
まるで熱く熱したフライパンの上に立たされているかのような、じりじりとした日差しでございますね。
クーラーの効いたお部屋の中から、こうして皆様にお声をお届けできる今の環境に、心から感謝する毎日でございます。
さて、ワタクシの日課でございます「しんぶん赤旗」の電子版を読むこと。
今週も2026年7月20日から26日までの1週間分を、隅から隅まで目を通させていただきました。
今日はその中から、ワタクシの心に強く引っかかった出来事を、皆様と共有させていただきたいと存じます。
最初にお話しするテーマを3つ、ご紹介いたしますね。
1つ目は、国会閉幕に際しての、この1週間の動きのまとめ。
国会終盤の自民党と維新の与党による、強権的で暴走するような運営に対する、ワタクシの強い抗議の思いでございます。
2つ目は、今国会が閉幕し、次々に悪法が成立してしまったことに対して、国会前や全国で声を上げた市民の皆様の抗議行動について。
ワタクシが生きているうちに、この声が大きなうねりとなって、数々の悪法を白紙撤回できるようにしたいという願いでございます。
そして3つ目は、海を越えたアメリカで起きている、左派台頭の背景と、そこにワタクシが見出した希望についてでございます。
それではまず、この1週間の「しんぶん赤旗」が伝えた、めまぐるしい国会の動きを簡単に振り返ってみましょう。
7月20日の紙面では、炎天下の国会前に2万5000人もの方が集まって改憲に反対する行動を起こしたことが大きく報じられました。
しかし、その一方で、7月21日の1面では「政治考 強行された皇室典範改定 男尊女卑と荒唐無稽」というタイトルで、
理不尽な法律がたった3時間ほどの審議で強行採決されたことが伝えられました。
さらに7月22日の1面には「高齢者の医療窓口負担増 『軍事経済化』へかじ切る 高市政権 骨太・成長戦略を決定」とあり、
私たちの暮らしを削って軍事や大企業にお金を注ぎ込む方針が決められてしまいました。
そして、事実上の会期末を迎えた24日の出来事は、7月25日の1面「自維『副首都』法案を可決 田村委員長 異常強権政治に抗議」として報じられました。
最終的に、7月26日の2面「高市自維政権 数の力で国会破壊 強権的運営と審議拒否」という記事が、この異常な国会を総括しておりました。
本当に、息の詰まるような、そして胸の奥が冷たい泥水で満たされるような、そんな1週間でございました。
暴走する黒い列車、国会の強権運営に抗議いたします
それでは、1つ目のテーマ「国会閉幕でのこの1週間の動きのまとめと、強権暴走運営への抗議」について、お話しさせていただきますね。
7月21日の「政治考 強行された皇室典範改定」や、7月25日の「自維『副首都』法案を可決」、
そして26日の「高市自維政権 数の力で国会破壊」といった記事を読み進めるうちに、ワタクシの頭の中には、ある恐ろしい光景が浮かんできましたの。
それは、ブレーキの壊れた真っ黒な暴走列車です。
運転席には高市首相と維新の代表が座り、私たちのささやかな暮らしや、切実な願いという名の線路を、
ものすごい地響きを立てながら、ひき潰して走り去っていく。そんな暴力的な映像でございました。
例えば、皇室典範の改定です。
これは、今の天皇陛下のお子様である女性皇族には天皇になる資格を与えず、
なんと室町時代まで、およそ600年もさかのぼる、38親等も離れた遠い遠い親戚の男性の養子に資格を与えるというのです。
38親等ですよ。家系図を書こうと思ったら、巻物のように長くなって、地球を何周もしてしまうのではないかと思うくらい、遠いお話です。
それを、たった3時間ぽっちの議論で決めてしまう。
これこそ、女性というだけで地位に就けないという、古臭い男尊女卑の押し付けではありませんか。
そして、「副首都」法案。これは、大阪の皆様が住民投票で2度も「ノー」を突きつけた「大阪都構想」を、国の法律の力を使って無理やり進めようというものです。
7月25日の記事で日本共産党の大門実紀史議員が指摘しておられたように、まさに「維新による、維新のための党利党略」でございます。
大阪には南海トラフ地震という大きな危険が迫っているのに、防災を口実にして、カジノや大企業のための開発に莫大な私たちの税金を注ぎ込もうとしているのです。
ワタクシは昭和6年の生まれでございます。女学校時代、空襲警報のサイレンが鳴り響く中、お腹をすかせて軍需工場で働いておりました。
あの時代、国は「お国のため」という大義名分を振りかざし、私たち国民からすべてを奪っていきました。
今、数の力で強引に物事を決めていく国会の姿は、あの暗く、誰も自由に物を言えなかった灰色の時代に、時計の針を逆回ししているように思えてならないのです。
理屈もへったくれもなく、ただ「数が多ければ何でもできる」というやり方は、
民主主義という美しいガラスの器を、土足で踏み砕くような振る舞いでございます。
ワタクシは、この94年の人生をかけて、このような強権的な暴走に強く、強く抗議いたします。
悪法への抗議と市民のうねり、白紙撤回への願い
次に、2つ目のテーマ「悪法成立への抗議と市民のうねり、白紙撤回への願い」についてお話しいたします。
真っ黒な暴走列車が走り去る一方で、しんぶん赤旗の紙面には、ワタクシの心に温かい灯をともしてくれる記事もたくさんございました。
7月20日の1面「改憲ノー 炎天下2万5000人 国会前行動」や、7月26日の1面「悪法強行 見過ごせない 国会前で緊急行動」といった記事でございます。
うだるような暑さの中、国会前に2万5000人もの方々が集まりました。
夜になれば、ペンライトの光が揺れる。それはまるで、真っ暗な絶望の海に浮かぶ、色とりどりの希望の灯台のようでした。
記事には、30代の女性が「このままスルーしたくない」と語ったことや、
看護師の方が「命を守る仕事に携わる一人として、戦争ではなく平和を守りたい」と訴えたことが書かれておりました。
ワタクシ、この記事を読みながら、思わず目頭が熱くなりました。
感動という言葉だけでは足りません。それは、冬の凍てつく大地の下で、春を待ってじっと耐えていた種が、
いっせいに芽吹き、色鮮やかな花を咲かせるのを見たときのような、生命力にあふれた震えるような喜びでございました。
ワタクシが若かった頃、戦争が終わり、焼け野原の中で幼い9人の兄弟姉妹と生きてきました。
結婚後は、4人の子供を育て、その後シングルマザーとしてオイルショックの不景気を生き抜いてきた日々。
あの頃は、ただ今日を生き延びることで精一杯でございました。
でも今の若い方々は、自分の生活の苦しさだけでなく、この国の行く末を案じ、自らの足で立ち上がり、声を上げていらっしゃる。
こんなに素晴らしい市民のうねりが起きているのです。
政治家たちが密室で決めた悪法など、主権者である私たち国民の声と行動で、必ずや白紙撤回できるはずです。
いえ、撤回させなければなりません。
ワタクシの残された時間がどれくらいあるかは分かりませんが、ワタクシが生きているうちに、
この色とりどりの光が巨大なうねりとなって、黒い暴走列車を止め、「過去の過ち」として歴史の教科書に載る日が来ることを、ワタクシは確信しております。
米国左派台頭の背景と新しい風への期待
そして最後、3つ目のテーマ「米国左派台頭の背景と期待」についてでございます。
日本の政治を見ていると、時折ため息をつきたくなりますが、7月26日の3面に掲載された
「米国左派台頭の背景 リーマン・ショックと大不況を経験した若者世代 社会主義に肯定的理解」という記事を読みまして、
ワタクシは驚きとともに、思いがけない明るい未来への扉が開いたような気がいたしました。
記事によりますと、アメリカでは今、「米民主的社会主義者」という団体、アルファベットでDSAと呼ぶそうですが、
その会員が12万人を超え、彼らが支持する候補者が次々と選挙で勝っているのだそうです。
12万人といえば、ちょっとした都市の人口丸ごとという規模でございます。
そして何より興味深いのは、29歳以下の若者たちの53パーセントが、社会主義に対して好意的な見方をしているというデータです。
資本主義を支持する44パーセントを上回っているというのですから、驚きですね。
ワタクシたちの世代にとって「社会主義」と言いますと、どうしても冷戦時代のソ連のような、ちょっと暗くて怖いイメージがありました。
でも、今の若いアメリカの人たちは違うのですね。
彼らは2008年のリーマン・ショックという大不況を経験し、一部のお金持ちだけがどんどん豊かになり、
自分たちはどれだけ働いても生活が苦しいという、今の資本主義の限界を肌で感じているのです。
そして彼らが求める社会主義というのは、医療や教育が誰にでも保障され、
誰もが尊厳を持って支え合う、あたたかい共同体のような社会なです。
記事の中で政治評論家の方がおっしゃっていましたが、これは1930年代のニューディール政策や、
キング牧師の運動にも通じる、アメリカの良き伝統の延長にあるものだというのです。
これを知ったとき、ワタクシの心の中に、あたたかい黄金色の光、
そう、まるで夕暮れ時の優しいあかね色の光が差し込んできたような気がいたしました。
競争して勝った者だけが生き残るような冷たい社会ではなく、
手を取り合って生きていく社会を、あの資本主義のど真ん中のアメリカの若者たちが求めている。
この新しい風は、やがて海を越えて、日本の若者たちにも届くことでしょう。
いえ、もうすでに届き始めているのかもしれません。
国会前で声を上げる若者たちの姿に、ワタクシは同じ風の匂いを感じるのです。
世の中の嫌なことばかりが目につく日もございますが、こんなふうに世界は少しずつ、
でも確実に、良い方向へ向かおうとする力を持っているのですね。
思いがけないところから希望の種が見つかる。
だからこそ、人生は最後まで見届ける価値があるというものです。
あかねから「しんぶん赤旗」電子版のおすすめポイント
さて、最後になりますが、あかねから皆様へ「しんぶん赤旗」電子版のおすすめポイントをお話しさせてくださいませ。
気になった先週の「しんぶん赤旗」から、ワタクシなりの視点でピックアップしてお話しいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
ワタクシは、この電子版を毎朝パソコンで読んでおります。
今の世の中、ここまで市民の目線に立って、真実を掘り下げて報道をしている新聞が、他にあるでしょうか。
権力に阿る事なく、ダメなものはダメとはっきり言う。
この「しんぶん赤旗」が今、経営の危機に瀕しているそうです。
どうか皆様、この大切な新聞を存続させるために、ご協力を賜りたいと存じます。
実際の紙面がそのまま画面に映し出されまして、文字をググッと大きくして読めるので大助かりです。
それに、PDFというデータでパソコンに保存もできますし、印刷して手元に残すこともできます。
文字だけのテキストデータにして読むこともできますから、スマートフォンのような小さな画面で読む方には、そちらの方が読みやすいかもしれませんね。
それに、過去3ヶ月分の記事をさかのぼって読むことができます。
検索機能を使えば、なんと過去1年分まで探すことができます。
昔は、気になる記事があるとハサミでチョキチョキ切り抜いて、のりでスクラップブックに貼り付けて保存したものですが、
今はキーワードを入れるだけで、何でもすぐに調べものができます。
さらに、文字のデータをパソコンに読み上げさせる機能を使えば、こうしてワタクシがお話ししているように、音声でニュースを聞くこともできるのです。
インターネットの無料お試し期間のページからお申し込みいただきますと、3週間、無料でお試し読みができます。
ぜひ一度、この新しい風を感じる新聞を、ご自身の目で確かめてみてくださいませ。
それでは皆様、今日はこの辺で。暑い日が続きますから、どうぞお体を大切になさってくださいね。またお会いいたしましょう。
最後の一句
炎天下 汗と涙で 変える明日
茹だるような暑さの国会前で、悔し涙と汗を流しながらも未来を変えようと声を上げる人々の美しい姿を詠みました。



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