皆様、ごきげんよう。昭和6年生まれ、「あかね95才の独り言」のあかねでございます。
黄金に染まる街と、心を濁らせる永田町の黄金
名古屋の街もすっかり秋めいてまいりまして、公園の銀杏並木が、鮮やかな黄金色に染まり始めております。
自然が織りなすこの黄金色は本当に美しくて、心が洗われる思いがいたしますわね。
しかしながら、同じ「黄金」でも、永田町という場所で渦巻いている黄金の輝きは、どうしてこうも人の心を濁らせてしまうのでしょうか。
最近の政治のニュースを見聞きしておりますと、ワタクシ、胸の奥で何かが静かに崩れ落ちていくような、深い深い悲しみを感じずにはいられません。
それは単なる驚きというよりも、長年信じてきたものが裏切られたような、心臓が凍りつくような悲哀でございます。
さて、臨時国会が始まり、新しく発足した第二次高市内閣でございますが、早くも閣僚の皆様の周辺から、真っ黒な疑惑の煙が立ち上っております。
ワタクシたち有権者は、こうした報道に対して「またか」と諦めるのではなく、真実がどこにあるのかをしっかりと見極める必要があります。
今回は、自民党与党の金権体質をまとめてみたいと思います。
「チームあかね」が金権政治について詳しく記事をまとめてくれました。また、なが~~い記事ですが、こちらも是非ご覧ください。
高市内閣閣僚の政治資金疑惑と自民党における金権政治構造の実態分析(チームあかね編)

簗農水相の「シャトルバス買収疑惑」と権力の傲慢
まずは、簗和生(やなかずお)農林水産大臣についてです。
「週刊文春」などが報じた記事によりますと、簗大臣は2024年と2026年の2度の衆議院選挙におきまして、
選挙公示日の出陣式に支援者の方々を無償で送迎するシャトルバスを運行していたという「買収疑惑」が持たれております。
本来、選挙運動において有権者に交通手段を無償で提供することは、公職選挙法が厳しく禁じる「財産上の利益の供与(買収)」にあたる可能性が極めて高いのです。
なんと200人もの方々を大型バスなどで運んでいたそうで、これは単なる「親切心」で済まされる規模ではありません。
さらに呆れたことに、簗大臣は、ご自身の選挙に批判的だった選挙区内の市や町の予算を削減したと発言し、
首長が支援しなかったから「当たり前だ」と言い放ったことも報じられています。
国民の血税をまるで自分への忠誠を誓わせるための「ムチ」のように扱い、恫喝めいた言葉を口にする。
権力を持つと、人間はこうも傲慢になってしまうものなのでしょうか。
関文科相、教育のトップが問われる「政治とカネ」
次に関芳弘(せきよしひろ)文部科学大臣です。
「しんぶん赤旗」のスクープによりますと、関大臣が代表を務める自民党支部は、
本来は料金を徴収するパーティーの開催が一切禁止されているはずの「議員会館」のなかで、
政治資金パーティーを開催していた疑いが持たれております。
議員会館というのは、国民の税金で維持されている無料の公的施設です。
そこをタダで使い、お茶とケーキ程度を出すだけで会費を集め、利益率を約90%にまで引き上げて荒稼ぎしていたのではないかと指摘されているのです。
しかも関大臣は、旧安倍派の裏金問題で、東京地検から犯罪の疑いがあるという「起訴猶予」の処分を受けていらっしゃる方です。
ルールを破って裏金を作り、さらに税金で賄われる施設で不当に利益を上げるような方が、
子どもたちの教育のトップに立つ。これをどうやって子どもたちに説明すればよいのでしょう。
中司規制改革相、神聖な市長室での現金授受疑惑
そして、日本維新の会から初入閣された中司宏(なかつかひろし)規制改革担当大臣です。
「しんぶん赤旗」日曜版や「週刊現代10月12日号」によりますと、中司氏がかつて枚方市長を務めていらした時代の
清掃工場建設をめぐる談合事件に関連し、非常に生々しい疑惑が浮上しています。
当時、大手ゼネコンの大林組側から現金3000万円の賄賂を受け取ったとして有罪判決を受けた元大阪府議(当時の側近)が、
「その3000万円のうちの一部を、神聖な市長室の机の引き出しに入れ、中司氏に直接渡した」と証言しているのです。
中司大臣ご自身は「そのような事実はない」と明確に否定し、冤罪を主張されていらっしゃいます。
確かに公訴時効も迎えており、現時点では元府議の証言のみかもしれません。
しかし、もしこれが真実であれば、首長という立場を利用した根深い癒着の構造と言わざるを得ません。
麻生副総裁の巨額資金流出、愛人会社へと消えた8000万円
そして皆様、ワタクシが言葉を失うほど呆然としてしまったのが、この政権の背後にそびえ立つ大きな影、
麻生太郎副総裁についての「週刊文春」の報道です。ここはハッキリと申し上げます。
記事によりますと、麻生氏の資金管理団体「素淮会(そわいかい)」から、ある一人の女性が代表を務める会社に対し、
なんと8000万円もの巨額な政治資金が流出していたというのです。
この女性というのは、元々は銀座の有名ホステスさんであり、後に六本木で麻生氏が頻繁に通う会員制サロンバーのオーナーママを務めていた方です。
報道によれば、麻生氏とは長年「愛人」のような、極めて私的で深い関係にあったとされています。
驚くべきことに、2006年から2019年までの14年間という長きにわたり、
おおむね1~2ヶ月に1回のペースで「会合費」などの名目で、その女性の会社へ支払いが繰り返されていました。
時には1回で100万円や180万円を超える支払いもあったとのことです。
さらに、これとは全く別に、高級料亭や会員制クラブなどでの飲食代として、年間2000万円規模ものお金が使われているとも報じられています。
『週刊文春』10月8日号では、この情報を「麻生太郎、愛人会社に政治資金8千万円をたれながしていた」というタイトルで詳しく報道しています。
他にも、「軽井沢の5億円別荘」銀座や西麻布の高級クラブでの豪遊のお話など、いろいろ書いてありました。
政治家をやっていると、こんな贅沢ができるんですね。
ワタクシは、ささやかな投資で、Amazonの月額980円のアンリミテッドというサービスを利用しています。
週刊文春や週刊現代といった、たくさんの週刊誌や書籍が、月額料金で読み放題です。
すごくお得なのでおススメです。
自民党の金権体質、私たちは一体いつまで許すのか
皆様、どうか頭の中に、一つの大きな天秤を思い浮かべてみてくださいませ。
一方のお皿には、スーパーの特売日を狙い、10円でも安いお野菜を買い求め、
年金の中から一生懸命に生活をやり繰りしているワタクシたち庶民の暮らしが乗っています。
そしてもう一方のお皿には、親密な女性の会社へ流れた8000万円という政治資金や、
一晩で何十万円、何百万円というお金が、料亭のきらびやかな灯りの下で消えていく世界が乗っています。
8000万円と言えば、ワタクシたちが油まみれ泥まみれになって、一生懸命働いてやっと手にするような、途方もない金額です。
それが特定の個人的な関係にある会社に流れていたなんて、まるで別世界のお伽話です。
ワタクシは90年以上生きてまいりました。
戦争中の食糧難の時代、お芋一つを家族で分け合ったあのひもじさ。
そして戦後の焼け野原から、泥水すする思いで働き詰めだった日々。
あの苦労は、こんな一部の権力者がお金を回し合うような社会を作るためだったのでしょうか。
いいえ、決して違います。
ここでワタクシは、強い怒りを込めて問いたいのです。
自民党の皆様、あなた方は一体いつまで、こんな国民を小馬鹿にしたような金権体質を続けるおつもりですか。
派閥の裏金問題で国民からあれほど厳しい目を向けられ、「政治への信頼を取り戻す」と口先だけで反省したふりをしながら、蓋を開ければこの有様です。
昭和の頃から脈々と受け継がれてきた、権力維持のためだけにお金を吸い上げ、身内で回す「政界の集金システム」。
そしてそれをトップとして引き継いだ高市首相ご自身にも、パーティー券をめぐる不透明な処理やカタログギフト配布の問題が付きまとっています。
この底なしに腐敗した金権体質を、ワタクシたち国民は一体いつまで許容しなければならないのでしょうか。
怒りで手が震え、涙が滲む思いでございます。
泥水の中から咲く蓮の花、未来へ手渡す希望
大手マスコミの皆様、どうかお願いです。
表面的な報道で終わらせず、この真っ黒な癒着の底なし沼を、もっと深く掘り下げて追及してください。
企業や団体からの献金、そして形を変えた献金である「政治資金パーティー」の完全な禁止を断行するべきです。
この資金の還流ルートを根絶しない限り、この国に本当の民主主義は育ちません。
今日はずいぶんと愚痴っぽくなり、強い言葉を使ってしまいましたね。
怒りと悲しみで、心が暗く沈んでしまいそうでした。
でもね、ワタクシの目の前では今、ひ孫たちが笑いながら走り回っています。
そして「あかねの独り言制作実行委員会」の若い世代が、この動画を作るために一生懸命パソコンに向かってくれています。
その姿を見たとき、ワタクシの心の中にあったドロドロとした怒りが、ふっと温かい希望の光に変わるのを感じました。
思いがけないことですが、こんな濁りきった政治の泥水のなかでも、ワタクシたちが諦めずに声を上げ続ければ、いつか必ず、
美しい清らかな蓮の花が咲く。水滴が長い時間をかけて岩を打ち抜くように、私たちの小さな声が、いつか大きなシステムを変えると信じられるのです。
だからワタクシは、残された時間の限り、この声を枯らさずに語り続けていこうと思います。
それでは最後に、本日の思いを込めて、一句詠ませていただきます。
「散るゆえに 美し銀杏 散らぬ金」
散り際があるからこそ美しい自然の銀杏と、どれほど汚れても権力や金にしがみついて「散ろう(辞めよう)としない」政治家の醜さを対比させ、皮肉ってみました。
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