赤旗大胆再建論への反省文【95歳の挑戦】党員ではないワタクシが「しんぶん赤旗」の新しい読者を30人以上お迎えできたわけ・全国1万支部へ贈るSNS再建論

あかね

こんにちは、あかねでございます。

2026年も秋が深まってまいりました。窓の外では、柿の実がだいだい色にふくらんでおります。

前回のブログと動画で、ワタクシは「しんぶん赤旗の紙の発行をやめて、電子版へ一本化してはどうか」という再建論をお話しいたしました。

そうしましたら、思いもよらない反響をいただいたのでございます。

「現場の苦悩をよくぞ言ってくれた」という温かい賛同のお声がございました。

その一方で、「紙をやめるなら解約する」「高齢者をあわれんで、個人の尊厳を傷つけている」

「何か裏で工作しているのではないか」といった、厳しいお声や、少々無神経な勘ぐりも届いたのでございます。

不快な思いをなさった方々には、謹んでお詫び申し上げます。

正直に申しますと、ワタクシなりに「しんぶん赤旗」と共産党員のみなさまを思っての提言でしたので、

胸のあたりがきゅっと冷たくなるような、少し悲しい、がっかりした気持ちにもなりました。

「そこまで言うなら入党しろ」とおっしゃる方もおられます。

けれど、ワタクシには個人のスタンスもございますし、いのちの党(旧れいわ新選組)や社民党なども含めた

野党共闘で世の中を良くしたい、という思いもございます。

かつて赤旗配達をお手伝いで共産党の地区委員会へ出入りしていた時、今はそんなことはないと思うのですが、

大変失礼ながら、党内にときおり漂う「党員にあらずば人にあらず」と言わんばかりの空気や、頭の硬さに、首をかしげることもございました。

入党するかどうかは、プライベートな事情にも関わること。余計なお世話というものでございましょう。

ワタクシが憂えておりますのは、もっと大きなことです。

政権与党が、莫大な資金でネットの世界を丸ごと買い取るようにして、世論の色合いをがらりと塗り替えてしまう荒業をしている現状でございます。

政党助成金、企業献金、そして内閣官房機密費。

これらを湯水のように使い、次の予算案では、内閣官房の情報活動の強化に、予算を2.7倍にふくらませて3026億円を要求しているというのです。

それに対して、日本共産党の「しんぶん赤旗」は、毎年十数億円の赤字を抱えております。

このままでよいのですか、というのがワタクシの率直な問いかけでございます。

そして根っこにあるのは、「赤旗」が誇る権力監視の言論を、未来へ残したいという、深い愛と敬意なのです。

今回は、寄せられたコメントにお答えしながら、失礼ながら別な角度で「提案」をお届けしたいと思います。

【希望の実証】党員ではない95歳のワタクシが30人以上の読者をお迎えできた理由

「紙をやめたら読者が減る」「デジタル化なんて無理だ」と、できない理由ばかりを並べる方々に、

ワタクシはぜひ知っていただきたい「リアルな希望の実例」がございます。

ワタクシと「チームあかね」は、毎週『週刊あかね』として、「赤旗」の切り抜き記事や動画をつくり、YouTubeやX(旧Twitter)で発信を続けてまいりました。

特にXには、共産党員ではない若い方や、特定の支持政党をお持ちでない方が、たくさんおられます。

ワタクシのXには、いのちの党(旧れいわ新選組)を応援する方が多いように思います。

こうした方々は、SNSでの活動がとても活発でございます。

さて、その結果どうなったとお思いでしょうか。

ここ半年ほどのあいだに、「あかねさんの発信を見て、赤旗を読み始めました」という趣旨のダイレクトメッセージ、リプライでの個別のお便りだけで数えて、

最低でも30人以上の方が、新たに「しんぶん赤旗」の購読を始めてくださったのです。

わざわざ報告をくださらない方を含めれば、きっともっと多くの方がお読みになっているはずでございます。

これまでの情報発信活動は、簡単でも楽なものでもございません、チームあかねの援助あってのことですが、

共産党員でもない95歳のワタクシが、足も使わず、お金もかけず、パソコンの画面の前にちょこんと座ったまま、30人以上の新しい読者をお迎えできました。

大変不躾な言い方で、どうかお許しください。

いまの共産党のなかで、お一人で、短期間のうちに30人もの新しい読者を増やせる方が、どれほどいらっしゃるでしょうか。

昨年、2025年に「しんぶん赤旗」の発行危機打開のために10億円募金がありました。

その時の共産党中央委員会の呼びかけでは、「100万人の読者にできれば、発行を守ることができます。」とありました。

タブーなく真実を報道する「しんぶん赤旗」を守り、発展させよう100万人の読者に。10億円の支援募金を。「しんぶん赤旗」発行の危機打開へ、あなたのお力を!

タブーなく真実を報道する「しんぶん赤旗」を守り、発展させよう/100万人の読者に。10億円の支援募金を。「しんぶん赤旗」発行の危機打開へ、あなたのお力を!/2025年1月11日 第4回中央委員会総会

今回の共産党30回党大会決議案での具体的な目標は、日刊紙1万6千増、日曜版8万6千増の合計10万2千増を目標にされています。

現在の実勢から85万人規模へ回復・前進させるとしています。

かつての100万部目標から見ると規模を縮小した現実的な「85万人回復」を掲げて反転攻勢を目指しているのが現在の状況です。

しんぶん赤旗の党活動面などをみてみると、なかなかこの目標に見合った成果が出ていないのではと想像しております。

もちろん、「高齢の読者は紙の新聞でなければ読めない」というご意見は、尊重すべきものでございます。

共産党員のかたと思われるコメント欄での、そういったご意見がたくさんございました。

そう言うことなら、「しんぶん赤旗」を100万部にしましょうよ。

本日、10月28日の赤旗一面には「定数削減 重大局面 自民31削減案きょう再協議」と大きく報じられています。

議員定数削減、憲法9条改悪、スパイ防止法など次々と悪い政治を政権与党はすすめています。

先の戦争と同じようなことをまたやろうとしているのです。

ワタクシは怖いのです。あんな戦争は、もうコリゴリです。

ですから、今日、赤旗の話題をどこかでしませんか、リアルでもネット空間でもどんどん話題にしませんか。

出来ない理由探しではなく、できることを探しませんか。

ワタクシと「チームあかね」の赤旗改革の提案は、だいぶ極端な言い方をいたしました。

「紙の発行を止めて電子版一本に」というところだけが引っかかってしまったのかもしれません。

それは、しんぶん赤旗を愛読している一読者としての不安の表現です。

「紙でなければだめだ」として紙の発行を守る、という共産党第30回党大会の決議案の考え方は、正しいのだろうと思います。

赤旗の経営の実際のところは、ワタクシにはわかりません。

ひょっとすると、何か見込みがあるのかもしれません。

かつて355万部もあった赤旗ですから、それなりの「埋蔵金」が眠っているのかもしれませんね。

ただ、それでも申し上げたいのです。

「電子版なら読者を増やせる」という方針を、もっと前面に出せばよいのではないでしょうか。

やり方しだいで、読者は広がります。

これは「赤旗」の未来を照らす、大きな希望の光ではないかと、ワタクシは思うのでございます。

コメントを頂いた共産党員の方々や赤旗を守りたいと思っている方々へ、100万部あれば、紙の発行も守れるのですから、守りませんか。

【全国1万数千の支部への提案】お金をかけずに与党に挑む「草の根SNS人海戦術」

日本共産党には、全国に1万数千もの支部があると伺っております。

これは、他の政党にはない、巨大な宝物でございます。

もし、その全国の支部のみなさまが、それぞれXやYouTubeのチャンネルを開いて、

地域ごとの色合いを生かした温かい情報発信を始めたら、どうなるでしょう。

すでに、国会議員のかたも地方議員のかたも、積極的にYouTubeで発信していらっしゃる方はたくさんおられます。

いっぽう、政権与党は、莫大な政治資金でネット広告を打ち、たくさんのスマホを使って人気者を演出するような仕掛けまで駆使しております。

スマホ農場という奥の手も駆使し、アルゴリズムを乗っ取るとも聞きます。

そうして生まれた世論は、本当の民意とは申せません。

けれど、力はあり、議席をなぎ倒すように獲得していきました。

そのような相手に対して、共産党には、全国に根を張った組織力がございます。

1万数千の支部とサポーターが、SNSでお互いを応援し、拡散し合えば、資金ゼロで巨大与党に迫る「草の根SNS人海戦術」が完成いたします。

小さな灯がひとつずつ、夜の海に並んでいく漁火のようなものでございます。

これは、ワタクシと「チームあかね」がすでに実践していることでもございます。

80代、90代の高齢の党員さんの、貴重な人生経験や戦争体験を、ネットを通じて若い世代へ語り継ぐ。

これこそが、高齢の党員さんの尊厳を守り、その知恵を未来へ生かす、真の継承策だと、ワタクシは信じております。

人を惹きつける「弁士」を育てましょう

これは、IT企業を経営している息子と話し合ったことなのですが、SNS戦略には、もうひとつ必要なものがございます。

それは、弁士の育成でございます。

かつてのれいわ新選組の山本太郎さんのような、人を惹きつける魅力をもった弁士です。

理屈ではなく、心に訴えかける力でございます。

もやもやとした霧のかかったような世の中で、善悪をキッパリと言い切ってくれるヒーローを、多くの方が求めているのではないでしょうか。

共産党の国会議員のみなさんには、知的でお話の上手な方がたくさんおられます。

みなさん、まじめで親しみやすくて、とても結構なのですが、どちらかといえば、昔の不破哲三さんのような雰囲気の方が多いように思います。

不破さんは立派なかたで、筋道立てて、わかりやすくお話しになる個性的なかたでした。

ワタクシは大好きでしたし、ご著書もたくさん読ませていただきました。

なんか、共産党の方々は、似てきちゃうんでしょうか。

けれど、いまSNSを通じて、支持政党のない方々へ打って出るには、人を惹きつける「華」が必要かと思うのでございます。

ワタクシの住む名古屋市では、前の市長が河村たかしさんでした。良い悪いは別にして、あの方には華があって、たいへんな人気でした。

そして、票が集まったのでございます。

ここで、もう一つ、ワタクシの昔話を少しだけさせてください。

むかし、ワタクシが赤旗の配達をお手伝いしていたころ、市会議員に立候補した若い候補者のかたがいらっしゃいました。

仲良しでした。大学を出たばかりで、突然候補者に抜擢され、戸惑っておられました。

その方は、一人で宣伝カーを運転し、駅前やスーパーの前で演説をなさっていました。

まだ慣れておられなかったので、赤旗の主張欄を、ほとんど棒読みするような演説でした。

誰も足を止めてくれません。

悩んだ末に、ある日、落語や漫才を取り入れた、おもしろい原稿をつくって、地区委員会の幹部に見てもらったのだそうです。

すると、古参の幹部の方から、ケチョンケチョンにダメ出しをされました。

「何が落語だ! 何が漫才だ!」と叱られたそうでございます。

仲良しでしたので、ワタクシはその原稿を、こっそり見せてもらいました。

風刺と笑いがあって、なかなかよいと思いました。

これなら通行人を立ち止まらせることができる、とワタクシは思ったのです。

いま振り返りますと、あれは、人を惹きつける力をもった候補者を育てる、またとない機会だったのではないでしょうか。

その青年は、しょんぼり落ち込んで、従来どおりの演説に戻りました。

1年ほどたつと堂々と演説できるようになりましたが、努力もむなしく、結局、落選してしまいました。

山本太郎さんの熱のこもった魅力に、渋谷の交差点で警察官が群衆をさばく「DJポリス」の軽妙なしゃべりを足したような方がいたら、と想像してみます。

共産党も、各県にお一人ずつくらい、そうした華のある弁士を育てられないものか。

それが、あの日からずっと、ワタクシの胸にある思いでございます。

コメントで寄せられた不安・疑問・提案

まず、「紙がなくなると、パソコンやスマホを持たない高齢の読者が読めなくなるのでは」という不安。

また、速報性が命の日刊紙は電子版に、企画が中心の日曜版は紙に、という

「紙と電子の二刀流」の運用というご提案もございました。とても現実的でございます。

「赤旗専用のタブレットをつくって配ってはどうか」という、おもしろいご提案もいただきました。

次に、「長年配達をしてきた党員さんの尊厳を傷つけていないか」というご心配です。

反響のなかで、ワタクシがいちばん胸を打たれたのは、75歳の女性党員さんからいただいたお声でした。

「若い人に引き継げるまで、夜中にポスト下ろしをして頑張っている。切ないけれど、本気で考えなければいけないと思った」とおっしゃるのです。

夜の闇のなかのお姿が目に浮かんで、ワタクシは思わず手を合わせました。

そしてもうひとつ、こんなご意見もございました。

「いまの共産党は、党員を増やすことを第一にしているように見えます。けれど、党員の数より、

応援する人を今の10倍以上に増やすことを主眼にしたほうがよいと思います。

その結果として、党員は自然に増えていくはずだからです」というものです。

ワタクシも、なるほどと膝を打ちました。

守るべきは形(紙)か、魂(不屈の言論と日本の未来)か

科学的社会主義の指導者であったレーニンは、機関紙を、ただの紙の配送物とは考えませんでした。

党と人びとを結びつける「集団的宣伝者・集団的煽動者・集団的組織者」であると位置づけたのでございます。

赤旗にかぎらず、大手の新聞も、テレビもラジオも、部数や視聴者が激減しております。

人びとの暮らしの舞台は、ネットへ移りつつあります。

そうであるならば、機関紙の役割をいちばん存分に果たせる舞台は、いまや「ネットの空間」ではないでしょうか。

情報の安全対策の問題もございます。

紙に親しんできた方々の不安もございます。

できない理由は、たしかにたくさんあるのです。

それでも、ワタクシは問いかけたいのです。

私たちが守るべきは、「紙という物としての姿」でしょうか。

それとも、「権力を監視し、真実を伝える、不屈のジャーナリズム」でしょうか。

形に固執して共倒れになるくらいなら、姿を変えてでも、言論の灯を次の世代へ手渡したい。

ワタクシはそう願っております。

共産党員であるなしを超えて、未来のための大きな議論と実践が巻き起こることを、心から願っております。

最後の一句

紙は鶴 電子は翼 飛べばよし

折り鶴は紙でできておりますが、空を飛ぶには、ちと翼が足りません。

ワタクシ、95年生きて、飛べない鶴も、飛びたがる折り紙も、たくさん見てまいりました。

大事なのは鶴の材質ではなく、飛ぶかどうか。

紙の鶴に電子の翼をつけて、ひらりこの空へ、でございます。

 

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今回の赤旗への提案と以前に同じように赤旗改革のお話をした記事もございます。合わせてご覧いただければと思います。

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あかね
この記事を書いた人
akane

90年の人生を振り返ってブログとYouTubeで独り言朗読音声を残しています。娘、息子や孫、ひ孫にパソコン、スマホを習って挑戦!「あかねの独り言制作実行委員会」なるものを結成してくれて90年の現代史を残すんだ!とワイワイ手伝ってくれています。長生きするのもワルクナイ!

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コメント

  1. 野田明男 より:

    素晴らしい👍 感動しました。
    ネット上でコメントを書いたのは初めてです。
    元気で、いつまでも いて下さい。

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